キャスターオイルオイルとは？
デトックス効果の高いオイルとして有名なキャスターオイル。日本語では「ひまし油」として知られています。アフリカ原産とされるトウゴマの種子から採れるオイルです。古代エジプトやギリシャの時代から使用されていた記録があり、アーユルヴェーダなど伝統医療としても古くから使われており、現在でも日本の薬局で見かけることもあります。
キャスターオイルは成分の90%がリシノール酸で、抗炎症、鎮痛、保湿、抗菌などに優れ、粘性が強いのが特徴です。
ひまし油は危険？
ひまし油には毒性があるから注意しないといけない、という話を耳にすることがあります。確かに、ひまし油の原材料であるトウゴマの種子には猛毒のリシンが含まれていますので、トウゴマの種子は絶対に口にしてはいけません。しかし、オイルの方は抽出過程で加熱などにより毒性のある成分は除去されているので安心して使えます。
主な成分
リシノール酸（90％）、オレイン酸、リノール酸
キャスターオイルの効能
デトックス・免疫力向上
毒素排出に優れているため、リンパの流れ、血流を改善し免疫力向上につながると言われています。
皮膚修復・美肌効果
皮膚に浸透し修復する作用があり、傷跡やシミを目立たなくする効果があると言われています。
おすすめの使い方
簡単アンチエイジングパック
まず洗顔で余分な皮脂や汚れをきれいに洗い流します。キャスターオイル１に対しホホバオイル10（他のベースオイルでも可）を混ぜ合わせ、顔全体に塗布します。濡れタオルをレンジで１分チンして蒸しタオルを作り、それ顔にかぶせ５～10分程おく。その後は、ぬるま湯をかるく洗い流しベタつきを落とします。
キャスターオイルは粘着性のあるオイルなので、他のオイルと混ぜたり、温めることで肌へ浸透しやすくなります。
ひまし油湿布といえばケイシー療法が有名で、腹部を温める温熱パックはデトックスや血行促進、リンパの流れを改善する効果が期待できます。おうちで簡単にできるセットも販売されていますので、参考にしみてくださいね。
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ベースオイルに混ぜて全身美肌に
単体で使うには香りが独特で重めのオイルのため、ホホバオイルなどベースオイルを10に対してキャスターオイルを1割ほど混ぜて使うのがおすすめ。
顔用としては、化粧水のまえシミや小じわなど気になるところに少量を重点的に塗るのがおすすめです。
キャスターオイルの選び方
基本は美容用として選ぶのがおすすめ
キャスターオイルは「ひまし油」として日本でも医療用や工業用にも広く使用されています。これらは使用上の注意点も多く製造工程も異なりますので美容や健康用には向いていませんので、注意しましょう。
キャスターオイルは毒性を除去するために、抽出過程で加熱しているものが一般的です。お値段が少し高くなりますがコールドプレス（低温圧搾）製法で抽出されたキャスターオイルもありますので、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。
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