アーモンドオイルとは?
バラ科の落葉樹であるアーモンドには「スイート種」と「ビター種」の2種類があります。一般的にアーモンドオイルと呼ばれるのは「スイート種」と呼ばれる方のアーモンドの種子から採れるもの。実際には種子の核を取り除いた「仁」がナッツとして食用されているもので、この「仁」には約50%もの油分が含まれており、これを抽出したものがアーモンドオイルです。アーモンドオイルは抗酸化作用に優れたオイルとして有名で、その所以は成分の80%以上がオレイン酸を主とした不飽和脂肪酸で構成されていること。
アーモンドオイルには食用と美容用の2種類があり、美容で使われるアーモンドオイルは低刺激なので敏感肌の方や赤ちゃん用としても使用でき、キャリアオイル(ベースオイル)としても広く使われています。
主な成分
オレイン酸、リノール酸、パルミチン酸、ビタミンE、ビタミンK
アーモンドオイルの効能
美肌効果
抗酸化作用に優れたオイルなので、メラニンの生成を抑えて美肌に導いてくれる効果が期待できます。
デトックス効果
食用では、不溶性食物繊維が豊富なので便秘改善や毒素排出のデトックス効果が期待できます。
ホルモンバランス改善効果
ビタミンEが豊富なので女性ホルモンのバランスを整えてくれる他、鉄分の補充にも優れています。
美容にも食用にも!おすすめの使い方
ボディオイルとして全身マッサージ
低刺激なので敏感肌の方から赤ちゃんまで全身に使えるのが魅力です。キャリアオイルとしても優れているため、コンディションに合わせて数滴のアロマオイルを混ぜたり、ローションと混ぜて使用したりするのもおすすめです。
サラダにかけてデトックス
食用としても抗酸化作用を始め、便秘解消や血流改善など様々な効果が期待できるためデトックスにピぴったり。癖が少なくほんのり香るアーモンドの風味がサラダにも良く合います。
アーモンドオイルの選び方
食用と美容用があるので間違えないように注意
まずは、食用かお肌用か、用途を明確にして探しましょう。同じアーモンドオイルとはいえ、製造工程が違うので食用をお肌に使用するのは避けた方が無難です(逆もまたしかり)。
アーモンドにはビター種とスイート種があると書きましたが、ビター種は大量摂取すると有害であるため一般には流通しておらず、私たちが目にするのは「スイートアーモンドオイル」の方なのでここは問題ないかと思います。
おすすめのアーモンドオイル
お手頃価格で品質の良いアーモンドオイルを手に入れたいならiHerb.comで購入するのがおすすめ。
美容用のアーモンドオイルならこちら
NOW | オーガニックスイートアーモンドオイル iHerb.com
USDA(米農務省)認定・QAI(国際品質保証)認定のオーガニックアーモンドオイルです。ベタつかずくせがないので使いやすいと評判のオイルです。NOW製品のオイルはキチンと内蓋が密閉されているので品質の面でも安心です。
USDA Organicはアメリカ農務省が規定する厳しい規定をクリアしたオーガニック製品に認定されるマーク。収穫3年前まで無農薬・化学肥料を使用していない土地で有機栽培されていることなど厳格な基準が設けられています。
【食用】そのまま非加熱で摂取したいならこちら
Almond Farmer | エクストラバージンアーモンドオイル 楽天市場
アーモンドファーマー社が自社農園で殺虫剤などを使用せず栽培したアーモンドをコールドプレス(低温圧搾)製法で栄養素を最大限に抽出したエキストラバージンアーモンドオイル。生のままサラダなどにかけて食べるのにぴったりです。(販売:グローバルショーケース楽天市場店)
アーモンドファーマー社はサウスオーストラリアにあるアーモンド農家。殺虫剤や燻蒸剤を避け、二酸化炭素排出量にも気を配るなどサステイナブルな取り組みもしている企業です。
【食用】加熱調理に利用したいならこちら
La Tourangelle| ローストアーモンドオイル iHerb.com
アーモンドオイルは熱に強い特徴があるのでお菓子作りなど加熱調理にもおすすめです。こちらは500mlと大容量なので調理に向いています。遺伝子組み換えなし、100%カリフォルニア産。
La Tourangelle社はフランスで創業、現在はカリフォルニアに拠点を置く食用オイルメーカーです。