ホホバオイルとは?
砂漠地帯が原産のホホバの種子から抽出されるホホバオイル。古くから肌の保護や傷の治療に使用されてきました。ホホバオイルの成分の97%はワックスエステルと呼ばれる人の皮脂にも含まれる成分であるため、お肌の健康に様々な効果があるとされています。酸化しにくいのも特徴で、アロマオイルなどと配合する際のベースオイルとしても最適です。人間の皮脂にも含まれる成分であるのに不思議に思うかもしれませんが、人はワックスエステルを消化できないため食用には向きません。
10℃以下になると固形になってしまうので冬場は凍っていることがよくあります。
主な成分
ワックスエステル(97%)、イコセン酸、エルカ酸、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE
H3 ホホバオイルの効能
保湿効果
人間の皮脂と同じ成分、ワックスエステルが紫外線や乾燥からお肌を守ってくれます。
日焼けによるお肌の保護、鎮静効果
紫外線からお肌を守ってくれ、さらに日焼けしたお肌の炎症を抑える効果もあります。
※紫外線はお肌の大敵!ホホバオイルはSPF4ぐらいの効果しかないので、外に出る時にはしっかりとした日焼け止めを塗りましょう。
エイジングケア
シミ・シワを防ぎ新陳代謝を高めてくれます
H4 肌にも髪にも!おすすめの使い方
シャンプー前に使って美髪を手に入れよう
シャンプー前の乾いた髪(濡れていてもOK)にホホバオイルをなじませるだけ。その後は普通にシャンプー・コンディショナーをして乾かすと、びっくりするくらい指通りが良く艶やかな髪になりますよ。また、余裕があればシャンプー前にホホバオイルで頭皮マッサージをすると、頭皮の保湿や血行促進されて、髪にもお肌にも良いことづくしです。
お風呂上りの全身マッサージで美肌になる
お風呂上りタオルドライする前の濡れた状態で行うのがポイントです。濡れて湿った状態の肌にホホバオイルを全身に塗ることでベタつき感がなく、より保湿効果を得ることができます。オイルを使う際、乾いた状態の肌ではベタつくだけで保湿効果も低くなってしまいますが、濡れた状態だと最大限保湿効果が期待できるので、必ず濡れた(湿った)肌に使うようにしましょう。
クレンジング代わりに
人間の皮脂と同じワックスエステルが肌になじんで、余分な汚れを浮き上がらせてくれます。ホホバオイルで汚れを浮かしたあとに、通常の洗顔を行えばクレンジングなしでもさっぱりと洗い落とすことができますよ。
※ただし、ばっちりメイクの時にはポイントメイク落としやクレンジングを使った方がよいこともあります。
ホホバオイルには、お肌を保護しつつ余分の皮脂や汚れを浮かせる効果があるので、クレンジングの前にホホバオイルでマッサージするのもスペシャルケアとしておすすめです。
H5 ホホバオイルの選び方
ゴールデンとクリアの違い
本来のホホバオイルは綺麗な金色で、透明のものは生成されたホホバオイルです。ホホバオイルの効能を最大限引き出すには未精製のゴールデンホホバオイルと言われる金色のものを選ぶのが良いでしょう。コールドプレス製法で丁寧に圧縮されたホホバオイルはほのかにナッティな香りがして、とても綺麗な金色のオイルです。
おすすめはゴールデンホホバオイルですが、精製された透明のクリアホホバオイルは、美容成分が少なくなっている代わりにより低刺激であることが特徴です。
おすすめのホホバオイル
お手頃価格で品質の良いホホバオイルを手に入れたいならiHerb.comで購入するのがおすすめです。筆者もかれこれ20年程ホホバオイルを愛用していますが、あれこれ試行錯誤した結果一番おすすめなホホバオイルがこちら。